LINEモバイルはdocomo回線とSoftBank回線、au回線の3つを提供していて申し込み時に選べます。
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線の違いは、利用できるエリア、対応周波数(バンド)、利用できる端末、通信速度、データチャージの内容です。
先に結論からいうと、通信速度を優先するならソフトバンク回線、通信エリアの広さを優先するならドコモ回線がおすすめです。
ただし、利用できる端末に違いがあるので自分のスマホやiPhoneで使える回線のほうを通常は選択します。
【比較】LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線の違い
利用できるエリア
LINEモバイルのdocomo回線のSIMカードはdocomoと直接契約と全く同じ日本全国のエリアで使えます。
LINEモバイルのSoftBank回線のSIMカードはSoftBankと直接契約と全く同じ日本全国のエリアで使えます。
LINEモバイルのdocomo回線のエリアの調べ方
- ドコモの通信エリアの確認ページを開く
- 調べたい場所や住所を入力してサービス対応エリアを確認する
LINEモバイルのSoftBank回線のエリアの調べ方
- ソフトバンクの通信エリアの確認ページを開く
- 調べたい場所や住所を入力してサービス対応エリアを確認する
docomoとの直接契約からLINEモバイルのドコモ回線に乗り換えた時はエリアや電波の入り具合が全く同じなので今まで通り違和感なく使うことができますし、
SoftBankとの直接契約からLINEモバイルのソフトバンク回線に乗り換えた時はエリアや電波の入り具合が全く同じなので今まで通り違和感なく使うことができます。
LINEモバイルの通信エリアはdocomoとSoftBankと同じ
対応周波数(バンド)
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線では対応周波数(バンド)が違います。
LINEモバイルのソフトバンク回線の周波数(バンド)
- 3G: Band1,8
- LTE(4G): Band1,3,8,11,28,42
LINEモバイルのソフトバンク回線の周波数バンドは山間部で重要な3GのBand1,8とLTEのBand1,8,28に対応しています。
そのためソフトバンクと直接契約している時と同じエリアの広さで音声通話やデータ通信でのインターネットが使えます。
LINEモバイルのドコモ回線の周波数(バンド)
- 3G: Band1,6,19
- LTE(4G): Band1,3,19,2
LINEモバイルのドコモ回線の周波数バンドは山間部で重要ないわゆるFOMAプラスエリアと言われるBand6,19に対応しています。
LINEモバイルのドコモ回線は登山道の電波対策済み
LINEモバイルは実は登山に強い格安SIMなのです。
LINEモバイルのdocomo回線は登山道の電波対策を行っているので日本全国の登山者がいる登山道は電波が入るようにお金を投資して整備されています。
なのでLINEモバイルのdocomo回線のSIMカードを使っていれば登山に行っても電波が入るので安心です。
LINEモバイルのSoftBank回線も登山道の電波対策をしていますがdocomo回線ほど対策が進んでいないので現時点ではdocomo回線が優位です。
利用できる端末
LINEモバイルのドコモ回線で使えるスマホ端末
docomoのiPhone、iPad、Androidスマホ、AndroidタブレットはLINEモバイルのdocomo回線のSIMカードと組み合わることで
SIMロック解除をしなくてもLINEモバイルのSIMカードでデータ通信のインターネットも音声通話もそのまま使うことができます。
- docomoのiPhoneやAndroidスマホ: LINEモバイルのdocomo回線を選ぶ
LINEモバイルのソフトバンク回線で使えるスマホ端末
SoftBankのiPhone、iPad、Androidスマホ、AndroidタブレットはLINEモバイルのSoftBank回線のSIMカードと組み合わることで
SIMロック解除をしなくてもLINEモバイルのSIMカードでデータ通信のインターネットも音声通話もそのまま使うことができます。
- SoftBankのiPhoneやAndroidスマホ: LINEモバイルのSoftBank回線を選ぶ
LINEモバイルのドコモ回線でもソフトバンク回線でも使えるスマホ端末
SIMロックがかかっていないSIMフリー端末やSIMロックを解除したiPhone、iPad、Androidスマホ、Androidタブレットであれば、LINEモバイルのドコモ回線でもソフトバンク回線でも使えます。
- SIMフリーのiPhoneやAndroidスマホ: LINEモバイルのSoftBank回線でもドコモ回線でも使える
- SIMロック解除済みのiPhoneやAndroidスマホ: LINEモバイルのSoftBank回線でもドコモ回線でも使える
通信速度
LINEモバイルはドコモ回線でもソフトバンク回線でも通信速度が速い格安SIMです。
LINEモバイルはソフトバンクの小会社なので、他のソフトバンク回線では帯域(回線の速度)の上限に制限がありますが、
LINEモバイルのソフトバンク回線は自社が提供している回線なので自由に帯域(回線の速度)を多く確保して通信速度が遅くならないように調節することができます。
(LINEモバイルは常に高速に通信ができる爆速の格安SIMです)
LINEモバイルのソフトバンク回線はLINEモバイルがソフトバンクから借りて使っているものですが、LINEモバイルの売上が上がるとソフトバンクの利益にもなるので回線増強は積極的に行うことができます。
LINEモバイルの社長の嘉戸彩乃さんもLINEモバイルのソフトバンク回線の速さをアピールしておりずっと高速な通信速度で使える格安SIMです。
データチャージ(高速通信容量の追加)の内容
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線ではデータチャージ(高速通信容量の追加)の購入回数の制限とデータチャージ容量が違います。
LINEモバイルのソフトバンク回線のデータチャージ
- 0.5GB: 500円/回
- 1GB: 1,000円/回
- 追加購入回数: 月10回まで
LINEモバイルのドコモ回線のデータチャージ
- 0.5GB: 500円/回
- 1GB: 1,000円/回
- 3GB: 3,000円/回
- 追加購入回数: 月3回まで
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線の選び方
LINEモバイルはドコモ回線とソフトバンク回線の2つのSIMカードを提供していますが、
通信速度を優先するならソフトバンク回線、通信エリアの広さを優先するならドコモ回線がおすすです。
SIMフリー端末やSIMロック解除済みのスマホやiPhoneであればLINEモバイルのドコモ回線でもソフトバンク回線でもどちらでも利用できますが、
SIMロックを解除していないソフトバンクのスマホやiPhoneはLINEモバイルのソフトバンク回線でないと圏外表示になり使えません。
同様にSIMロックを解除していないドコモのスマホやiPhoneはLINEモバイルのドコモ回線でないと圏外表示になり使えません。
通信速度を優先するならソフトバンク回線がおすすめ
LINEモバイルのソフトバンク回線は日本国内で販売されている格安SIMの中で爆速の通信速度です。
とにかく通信速度が速く昼休みの時間や通勤時間でもものすごく速度が速く50Mbpsを下回ったのを見たことがありません。
昼休みの時間や通勤時間以外の時間は100Mbpsを簡単に超えて150Mbpsも出る超高速な通信速度の回線です。
通信エリアの広さを優先するならドコモ回線がおすすめ
LINEモバイルのドコモ回線は人口カバー率が100%です。
そのため、基本的に自分が住んでいる場所には電波がありますし、よっぽど人が来ないような場所などでなければ電波があるので、
LINEモバイルで電波の入り具合やエリアを心配する必要はありません。
LINEモバイルのドコモ回線の通信速度も爆速な通信速度ですが、LINEモバイルのソフトバンク回線の速さには勝てません。
LINEモバイルは地方や山間部でも100%繋がる!田舎や登山でも安心の格安SIM
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線で使えるサービス
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線の違いは通信エリアと通信速度だけでサービス内容や月額料金などはすべて同じです。
データフリー機能(カウントフリー機能)
LINEモバイルはソフトバンク回線のSIMカードもドコモ回線のSIMカードもデータフリー機能(旧名: カウントフリー機能)の内容も同じです。
LINEモバイルのカウントフリー(データフリー)はLINEとSNSのTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICで使ったデータ通信量(ギガ容量)を消費しません。
- LINEフリープラン:LINEの通信全てがデータフリー
- コミュニケーションフリープラン: LINEとSNSの通信がデータフリー
- MUSIC+プラン: LINEとSNSとLINE MUSICの通信がデータフリー
通常、データ通信は1GB,3GB,5GB,7GB,10GBの容量を使って高速データ通信を行いますが、カウントフリー(データフリー)の対象となるLINEとSNSのTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信は月間の使用データ容量としてカウントされません。
また、月間の使用データ容量を使い切った場合は、通常200kbps(LINEモバイルは実測600kbps)に速度制限がされますが、
LINEとSNSのTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信は速度制限がされずにずっと高速通信ができます。
【完全保存版】LINEモバイルのデータフリー・カウントフリーとなる通信内容まとめ
10分電話かけ放題オプション
LINEモバイルは1回の電話が10分以内であれば何度かけても電話かけ放題、話し放題になる「10分電話かけ放題オプション」は
LINEモバイルのドコモ回線でもソフトバンク回線でもどちらでも使えます。
「10分電話かけ放題オプション」の料金もドコモ回線でもソフトバンク回線でも同じです。
LINEモバイルは10分以内の電話かけ放題話し放題が月額880円で使える格安SIM
LINEの年齢認証とLINEのID検索機能
LINEモバイルは格安SIMで唯一SMS認証を使わなくてもLINEの新規登録と引き継ぎをすることができるだけでなく、
格安SIMで唯一年齢認証ができる格安SIMです。
年齢認証ができる=LINEのID検索機能を使って友達を追加することができるのでLINEの連絡先の交換がdocomo、au、SoftBankの大手キャリアと直接契約してる時と全く同じように使うことができます。
- LINEモバイル: 大手キャリアと同じようにLINE IDで友達を追加できる
- LINEモバイル以外の格安SIM: QRコードや登録用URLを使わないと友達を追加できない
LINEモバイルは格安SIMで唯一docomo、au、SoftBankと同じようにLINEを使うことができる格安SIMです。
テザリング機能(モバイルWiFiルーター化機能)
LINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線にはLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つのプランがあります。
それぞれ月額料金やデータフリーというLINEやSNSのTwitter、Facebook、Instagramの通信が使用した通信量としてカウントされな機能があり、プランによって内容が異なりますが、
LINEモバイルのLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランのどのプラン・回線(ドコモ回線とソフトバンク回線)を選んでもテザリングが無料で使い放題です。
高速データ通信容量の翌月繰越
LINEモバイルはドコモ回線もソフトバンク回線も高速通信容量(ギガ容量)の翌月繰り越しに対応しています。
高速通信容量(ギガ容量)の翌月繰り越しができるデータ容量に上限がある格安SIMがありますが、
LINEモバイルは翌月繰り越しができる高速通信容量(ギガ容量)は無制限です。
LINEモバイルのデータ翌月繰り越しの詳細と注意点まとめ
LINE Payカードによる契約と月額料金の支払い
一般的に格安SIMは契約するのにクレジットカードが必須です。
そのため、クレジットカードブラックリストでクレジットカードを持っていない人は格安SIMを契約できません。
しかし、LINEモバイルはソフトバンク回線のSIMカードでもドコモ回線のSIMカードでもクレジットカードを持っていなくてもデビットカードとして使えるLINE Payカードを作れば、
クレジットカードを持っていなくても契約時にLINE Payカードのプリペイドカード番号を入力することで
LINEモバイルの審査を難なく通過しLINEモバイルの格安SIMを入手することができます。
LINEモバイルの契約・申込み時に「LINE Pay」を選択すればクレジットカードがなくても契約も毎月の月額料金の支払いも可能です。
【完全保存版】LINEモバイルの申込みのやり方と全手順まとめ
LINE PayカードはLINEアカウントがあれば誰でも作成が可能で、LINEから申し込むことで自宅にLINE Payカードが郵送されてきます。
LINE Payカードへのチャージはコンビニや銀行振込などの方法に対応しており一度もクレジットカードが必要な場面はありません。