LINEモバイルにプリペイド式の格安SIMカードがあるのかどうか気になるかと思います。
結論から先に書くと、LINEモバイルはプリペイド式の格安SIMカードを提供していません。
しかし、データ通信SIM(SMSなし/SMSあり)は最低利用期間の縛りがないためプリペイド式の格安SIMと同じように使うことができます。
また、通信速度もLINEモバイルのほうが断然速く、料金の安さもLINEモバイルのほうがかなり安く、さらにLINEとSNSのTwitter,Facebook,Instagramのデータ消費がゼロになるのでメリットがあります。
また本当のプリペイド式の格安SIMカードと違って契約したプラン以上のデータ容量(ギガ容量)を使い切っても月末日までは使えるのでメリットが大きいのです。
LINEモバイルはプリペイド式の格安SIMカードを提供していない
LINEモバイルはプリペイドタイプの格安SIMカードを提供していません。
しかし、短期間SIMカードが必要な人に選ばれている理由はLINEモバイルのデータ通信SIMは最低期間がなく1ヶ月だけで解約しても解約料などがかからず、プリペイド式の格安SIMよりも料金も安く速度が速いからです。
さらに利点が1つあり、通常プリペイド式の格安SIMは300MBや3GBなどの容量を使い切るとその時点で自動解約となり使えなくなりますが、LINEモバイルは契約しているプラン以上のデータ容量(ギガ容量)を使っても通信速度が遅くなるだけで月末日まで使えるので突然ネットが使えなくなって困ることがありません。
LINEモバイルのデータ通信SIMはプリペイド式と同じ
LINEモバイルのデータ通信のみ(SMSあり/なし)のSIMには最低利用期間はありません。
音声通話SIM(データ通信+音声通話SIM)には契約後12ヶ月間の最低利用期間が設定されています。
ただし、音声通話SIMでも13ヶ月目以降の解約は違約金なしの0円で解約できます。
- データ通信SIM(SNSなし): 最低利用期間なし
- データ通信SIM(SNSあり): 最低利用期間なし
- 音声通話SIM(データ通信+音声通話SIM): 契約後12ヶ月間の最低利用期間あり
(家電量販店のプリペイドタイプのSIMカード売り場)
LINEモバイルのデータ通信SIM(SMSなし)の最低利用期間はなし
LINEモバイルにはデータ通信のみのSIMとデータ通信+SMSのSIMとデータ通信+音声通話(音声通話SIM)のSIMの3つの種類があります。
データ通信のみのSIMには最低利用期間や解約手数料が設定されていません。
どのタイミングで解約しても無料の0円で解約できます。
極端に書くと契約初月に解約しても違約金なしの0円でLINEモバイルを解約できます。
LINEモバイルのデータ通信SIM(SMSあり)の最低利用期間はなし
データ通信(SMSあり)のSIMもデータ通信SIM(SMSなし)と同様に最低利用期間はありません。
データ通信(SMSあり)のSIMには最低利用期間や解約手数料が設定されていません。
どのタイミングで解約しても無料の0円で解約できます。
極端に書くと契約初月に解約しても違約金なしの0円でLINEモバイルを解約できます。
LINEモバイルの最低利用期間はデータ通信SIM:なし 音声通話SIM:12ヶ月
LINEモバイルをプリペイド式SIMカードとして使うデメリット
LINEモバイルのSIMカードをプリペイド式のSIMカードとして使う場合には1つだけ、解約後SIMカードを返却する必要があるというデメリットがあります。
解約後はSIMカードを返却する必要がある
LINEモバイルのSIMカードを必要な期間だけ使たったら、SIMカードを返却する必要があります。解約時の費用も0円です。
SIMカードは全国の郵便局から定形外郵便で82円程度で郵送できるのでSIMカードの返却をしておいた方が無駄な出費が節約できます。
82円分の切手をかって、茶色の封筒に入れて郵送すれば完了です。
- 郵便番号: 〒277-0834
- 住所: 千葉県柏市松ヶ崎新田字水神前 13-1 ロジポート北柏 501
- 宛名: LINE モバイル株式会社 解約窓口
LINEモバイルをプリペイド式SIMカードとして使うメリット
データ容量(ギガ容量)を使い切っても月末日までネットが使える
INEモバイルに限らず格安SIMはデータ容量(ギガ容量)が複数あってLINEモバイルの場合は1GB,3GB,5GB,7GB,10GBの5つのデータ容量のプランがあって契約時に選択することができます。
- LINEモバイル: 契約しているプランのデータ容量以上を使っても月末日まで使える
- プリペイド式のSIMカード: データ容量を使い切ったら自動的に即解約される
この1GB,3GB,5GB,7GB,10GBのデータ容量を使い切った場合は、翌月の1日まで200kbpsの速度制限がかかりますがネットは月末まで使うことができます。
しかし本物のプリペイド式SIMカードは選んだデータ容量(ギガ容量)を使い切るとその時点で自動解約となりネットが使えなくなります。
LINEモバイルの速度制限や低速通信の規制内容と通信速度の詳細!解除されるタイミングや低速通信の確認方法まで
プリペイド式よりも通信速度は断然LINEモバイルのほうが速い
実際にIIJmioプリペイドパック、mineo プリペイドパック、楽天モバイル プリペイドSIM、China Unicom プリペイドSIM、MOST SIM T-Mobile SIMのプリペイド式のSIMカードを契約して使ったことがありますが、
正直速度はものすごく遅かったです。実測で1Mbps出ることのほうが少ないくらい速度は遅くてアプリのダウンロードやインストールも回線の速度がおそすぎてできないレベルでした。
(↑プリペイド式のSIMカードの通信速度 IIJmioプリペイドパック)
そのため夜中の速度が5Mbps程度まで少し回復する時間まで待って使うか、マクドナルドまで行って無料のWi-Fiに接続して使っていました。
LINEモバイルはdocomo回線、SoftBank回線、au回線の3つのSIMカードがありますが、どの回線のSIMカードを選んでも通信速度はかなり速くどの時間帯であっても実測で30Mbps以上出ます。
(↑LINEモバイルのSIMカードの通信速度 LINEモバイルのドコモ回線を使用)
プリペイド式よりもLINEモバイルのほうが料金が安い
LINEモバイルにはLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つのプランがあります。
それぞれ月額料金やデータフリーというLINEやSNSのTwitter、Facebook、Instagramの通信が使用した通信量としてカウントされな機能があり、プランによって内容が異なります。
他の格安SIMと1GB,3GB,5GB,7GB,10GBの同じデータ容量の月額基本料金と比較をしてもLINEモバイルは格安SIMで最安の月額料金になっています。
データ通信SIM | 月額料金 | データ容量 |
---|---|---|
LINEフリープラン | 500円 | 1GB |
コミュニケーションフリー(SMS付き)プラン | 1110円 | 3GB |
1640円 | 5GB | |
2300円 | 7GB | |
2640円 | 10GB | |
MUSIC+(SMS付き)プラン | 1810円 | 3GB |
2140円 | 5GB | |
2700円 | 7GB | |
2940円 | 10GB |
通話SIM(データ通信+音声通話SIM) | 月額料金 | データ容量 |
---|---|---|
LINEフリープラン | 1200円 | 1GB |
コミュニケーションフリープラン | 1690円 | 3GB |
2220円 | 5GB | |
2880円 | 7GB | |
3220円 | 10GB | |
MUSIC+プラン | 2390円 | 3GB |
2720円 | 5GB | |
3280円 | 7GB | |
3520円 | 10GB |
【保存版】LINEモバイルの全料金プランと特徴・月額料金一覧
LINEモバイルはLINEとSNSがデータ消費ゼロ(ギガ消費なし)
LINEモバイルにはデータフリー(旧名: カウントフリー)というLINEやSNSのTwitter、Facebook、Instagramの通信が使用した通信量としてカウントされな機能があり、プランによって内容が異なります。
そのため、LINEやSNSのTwitter、Facebook、Instagramはどれだけ大量に通信をしてもデータ消費量(ギガの消費)はゼロです。
- LINEフリープラン:LINEの通信全てがデータフリー
- コミュニケーションフリープラン: LINEとSNSの通信がデータフリー
- MUSIC+プラン: LINEとSNSとLINE MUSICの通信がデータフリー
データフリー(旧名: カウントフリー)はLINEモバイルのdocomo回線もSoftBank回線もどちらも対応しているのでどちらの回線を選んでも適用されます。
LINEモバイルのソフトバンク回線リリース直後はデータフリー(旧名: カウントフリー)に対応していませんでしたが、2018年8月30日からLINEモバイルのソフトバンク回線もデータフリーに対応しました。
LINEモバイルは速度制限中の低速通信でもLINEとSNSは速度制限の対象外
LINEモバイルのカウントフリー(データフリー)は速度制限中の低速通信状態でも、LINEとSNSのTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信は速度制限がされずにずっと高速通信ができます。
ただし、速度制限中に速度制限の対象外になるのは、以下の通りです。
- LINEフリープラン:LINEの通信全てが速度制限の対象外
- コミュニケーションフリープラン: LINEとSNSの通信が速度制限の対象外
- MUSIC+プラン: LINEとSNSとLINE MUSICの通信が速度制限の対象外
データ容量を使い切ってしまった場合も高速に通信ができる
LINEモバイルの速度制限中の低速通信モードの実測の通信速度は高速な格安SIMです。
LINEモバイルは速度制限中の速度の公称値は他の格安SIMと同じで200kbpsとなっていますが、実測値は200kbpsどころではなく実測で3倍近い500kbps〜600kbpsの通信速度が出ます。
LINEモバイルの200kbpsを試したら実測が600kbpsも出ていた
実際に月額500円だけで1GBの高速通信が使えるソフトバンク回線のLINEフリープランを挿したiPhone6sで高速データ通信のデータ残量をゼロになるまで使い切ってから速度テストをしました。
LINEモバイルのマイページで確認できる「データ残量」の画面でデータ残量が0MBになっていることが確認できると思います。
この状態で速度テストを行いました。ちなみに速度制限前の速度は下り137Mbps出ていました。
LINEモバイルはdocomo回線とSoftBank回線の2つを提供していますが、テストに使ったのはSoftBank回線です。
速度制限中の低速通信モードの時の通信速度をSpeedTest.netのアプリで数回計測しました。その結果、3時間ずつ時間をずらして計測したのもかかわらず実測で500kbps〜600kbpsも速度が出ていました。
体感速度もかなり速くYouTubeも普通に見えることができますし、速度制限がかかっていない時と比べてあまり違いを感じません。
とても快適に使うことができました。
【保存版】LINEモバイルの速度制限や低速通信の規制内容と通信速度の詳細!解除されるタイミングや低速通信の確認方法まで
LINEモバイルは全プランでテザリングが無料で使える
LINEモバイルにはLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つのプランがあります。
それぞれ月額料金やデータフリーというLINEやSNSのTwitter、Facebook、Instagramの通信が使用した通信量としてカウントされな機能があり、プランによって内容が異なりますが、
LINEモバイルのLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランのどのプランを選んでもテザリングが無料で使い放題です。
プランと容量によって月額料金が違うので自分が一月に使うデータ容量のプランを契約すると無駄な月額料金を払わなくてよくなります。
まとめ:LINEモバイルはプリペイド式のSIMはないけどデータ通信SIMが同じ
LINEモバイルはプリペイド式の格安SIMカードを提供していません。
しかし、データ通信SIM(SMSなし/SMSあり)は最低利用期間の縛りがないためプリペイド式の格安SIMと同じように使うことができます。
- LINEモバイルはプリペイド式の格安SIMカードを提供していない
- データ通信SIM(SMSなし/SMSあり)は最低利用期間の縛りがない
- 通信速度はプリペイド式SIMカードよりLINEモバイルのほうが断然速い
- 料金の安さもLINEモバイルのほうがかなり安い
- LINEモバイルはLINEとSNSのTwitter,Facebook,Instagramのデータ消費がゼロ
- LINEモバイルはデータ容量(ギガ容量)を使い切ってもネットが月末日まで使える
また、通信速度もLINEモバイルのほうが断然速く、料金の安さもLINEモバイルのほうがかなり安く、さらにLINEとSNSのTwitter,Facebook,Instagramのデータ消費がゼロになるのでメリットがあります。
また本当のプリペイド式の格安SIMカードと違って契約したプラン以上のデータ容量(ギガ容量)を使っても月末日までは使えるのでメリットが大きいのです。
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